貿易 大型貨物 輸送の注意点②
前回大型貨物を運搬する際にコンテナの内寸だけを見ると、痛い目に合うということをご理解いただけたでしょうか。
では、ドライコンテナ(通常のコンテナ) に入らないものは海上輸送が不可なのか?そうではありません。できなくはないですが、特殊コンテナを使用するため費用と輸送日数ががかかります。
ドライコンテナで収まらない場合に使用する特殊コンテナは主に2つ。
■オープン・トップ・コンテナ
分かりやすくいうと屋根がないコンテナ。上がむき出しになっている状態。
■フラット・ラック・コンテナ
屋根と四方の壁がなく、四隅に柱しかないもの。屋根と側面の壁がなく、前後にしか壁がない2種類がある。
■注意点
①シートで覆う必要がある。
追加の作業費用が発生する。
②コンテナを輸送する船会社さんが嫌がる可能性がある。
屋根がないため、必然的に段積みができない(上にコンテナを詰られない)運送時の貨物へのダメージが発生しやすい。
以上これらによる通常のコンテナでは発生しない作業が生じる。
・コンテナの一番上に置くようにする
・通常コンテナより大きいため取り扱いの注意が必要
・むき出し部分をシートなどで貨物を保護する。 など
これら特殊作業として追加費用の発生、作業工程が増えることによる輸送日数が伸びる。ドライコンテナに収まらないものはしっかりと費用を調べたうえで依頼をした方が良いです。
大型の貨物を運搬を
貿易 大型貨物 輸送の注意点
こんにちは。早河大輔と申します。
今回は大型貨物の輸送について
例えば 6m(長さ) × 2m(幅) × 2.6m(高さ) 重量2000㎏の大型貨物を輸送しようとする。
https://www.mol-logistics-group.com/support/handbook/seacontainer/index.htmlより
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種類(Type) |
20’ Dry |
40’ Dry |
40’ High Cube |
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長さ(L) |
5,899mm |
12,033mm |
12,033mm |
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(19’4” 1/4) |
(39’5” 3/4) |
(39’5” 3/4) |
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内法寸法 |
幅(W) |
2,352mm |
2,352mm |
2,352mm |
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(Internal Dim) |
(7’8” 5/8) |
(7’8” 9/16) |
(7’8” 5/8) |
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高さ(H) |
2,386mm |
2,386mm |
2,691mm |
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(7’9” 15/16) |
(7’9” 15/16) |
(8’9” 15/16) |
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一番右の40フィートHQのコンテナ(通常のコンテナより高いもの)が適しています。
これで運搬しよう!!
でもちょっと待ってください。
確かにコンテナの内寸より
小さいですが、搬入(コンテナへ貨物を入れる)時はいかがでしょうか。
| 種類(Type) | 40’ High Cube | |
| 扉開口寸法 | 幅(W) | 2,340mm |
| (Door Open) | (7’8” 1/8) | |
| 高さ(H) | 2,577mm | |
| (8’5” 1/2) | ||
高さが2.6mだがコンテナの扉の高さは2.6mを下回った 2.57m
つまり、ドライコンテナで輸送が不可。
ドライコンテナで輸送が可能かどうか確認を行う場合 内寸で見ると
痛い目にあう。必ず扉開口寸法で判断しましょう。
特に貨物の幅と高さが 2m を越えていたら要注意です!!
貿易 関税の支払い
こんにちは。
今回ですが、関税の支払いについてお話をしたいと思います。
この業界に入って、関税なんじゃそらって感じでした。
しかしお金が絡むことになるので、(輸送自体全て絡むんですが、、)しっかりと理解をする必要があると思い、このトピックを取り上げました。
関税とは、外国貨物(海外から輸送された貨物)が内国貨物(日本の貨物)になる際に発生する税のこと
発生した関税の支払い方法としては主に下記の三つ
・リアルタイム口座振替
関税を、既にお持ちの総合口座等からリアルタイムに納付できるサービス
https://www.naccs.jp/riyoumoushikomi/realtime/realtime.htmlより
・延納手続き
輸入者が輸入申告をしたときに当該輸入(納税・特例)申告に係る関税の納期限の延長を申請し、また担保(支払い保証のための預かり金のようなもの)を税関に提出することにより納期限の延長が受けられる。
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-010821.htmlより
・立替
通関業者(運送業者)が輸入者の代わりに税関に金額を払うこと。その後、輸入者は通関業者から支払った分を請求されます。
私がこの業界に入って(まだ浅いですが)一番多い方式はやはり立替が多い気がします。
以上関税の支払い方法でした。
貿易 よく使うインコタームズ
今回はよく使用するインコタームズについてお話をする。
私もこの業界に入ってからはまだまだ日が浅い。
ご存知のとおり、貿易には輸出と輸入があります。その際によく使用するインコタームズがあります。
※私の独断と偏見です。
日本から海外へ輸出の場合
1位 CIF 2位 DDP
海外から日本へ輸入
1位 FOB 2位 EXWORKS
それぞれの1位の相手国は中国、韓国、台湾や東南アジアなどが多い。
2位の相手国は日本から遠いアメリカやヨーロッパなどが多い。
例えば、輸出の場合、遠方の国に需要があると分かれば、費用が掛かっても売り込みたい場合にDDP、DDUで輸出する。
安全面やトラブル防止を考えると最初から最後まで一括で日本側が支払う方が良いかもしれない。
輸入の場合
反対にその国にしかない良いものを輸入させて欲しいと名乗らためにEXWで輸入する。これにより、販売者は通関資料の作成と引き取りに来た運送業者に渡せば済むので非常に楽である。
以上、今回は良く使用するインコタームズについて語らせて頂きました。
貿易 保税とは
外高橋って何?
営業にて外高橋という名前がでた。これを聞いたとき、単純に??????っとなった。外に高橋君が待ってるよ!! という意味かと思ったが全く違った。
調べるどうやら中国の上海の外高橋保税区のことを指す。
題名と全くかみ合ってないが、今回はこの保税に関連するお話をする。
保税とはコトバンクより引用すると、関税の徴収が留保されている状態のこと。つまり、わかりやすく言うと海外から来た荷物はの関税を支払いをせずに置いておくことを指す。
その地域のことを保税地域という。
冒頭で出てきた外高橋。こちらへ物をCIFで輸出をして、コンサイニ-(受け取り)が外高橋の貨物を関税を支払って回収する。
もし展示会でわざわざ輸入をして展示終了後送り返すのであれば、保税をすれば、その場所で展示会を開催したりすれば、展示会後、すぐに自国へ送り返すことができる。
つまり、余計な関税を支払わないで済む。そんな便利なものです。
貿易用語 EPA(経済連携協定)とは
前回無知の私が営業の現場で知った暫8。漫画ブリーチの必殺技じゃ、、
協定を締結した国同士の貿易にて通常の関税率よりも少ない関税率を使用することができる。
http://www.customs.go.jp/kyotsu/kokusai/EPA_guide.pdfより
シンガポールやタイなどの東南アジアは日本と協定を結んでいる。しかしメジャーな近隣国の中国、台湾、韓国はなどは結んでいない。
アメリカはトランプさんの影響でなくなりましたし、、、自国を守りたいという気持ちはわからなくもない。
国によっては完全に撤廃したり、徐々に減らしていき最終的に撤廃したりとまちまち。
EPAを申請するのに必要なもの
それは 原産地証明書 のみ。 (またの名をフォームAとも言う。)
原産地証明書とはその製品がその国のものであることを証明するもの
例えば、この米は日本で生産したものですと証明するためのもの
前回紹介した暫8は本当に必要なものが多い。どのぐらいをどこで使うのかなどのこと細かい税関申告。照合のサンプルの準備など。
この準備をするための人件費や手間、時間を考えるとあまり暫8は得策じゃないかも、、、
暫8について
https://ha8kawaan10.hateblo.jp/entry/2019/05/19/171028